今回は、
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ふるさとの味って?
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というお話です。
数日前、朝の情報番組の中で国語辞典の改定にともない、言葉の解釈を改めたものが紹介されていました。
ちなみに、紹介されていたのは「新明解国語辞典」2020年11月 第8版 です。
その中にとても興味深いものがありました。
それが、
「ふるさとの味」
皆さんは、「ふるさとの味」と言われるとどんな味を思い出しますか?
この「ふるさとの味」は
下記のように改定されたそうです。
「幼時、母親が作ってくれた何でもない料理の味」
↓
「幼時に家庭で食べた何でもない料理の味」
なるほど~ですよね。
「ふるさとの味」は、
別に母親の料理にかぎったことではないですもんね。
こんな事…のようですが、
これって大事な視点だなぁ、と思いました。
私自身は、「ふるさとの味」と聞くと、
仕事から帰った母が、座る間もなく夕食に唐揚げを作ってくれたのですが、
それを、揚げたそばからつまみ食いをして、夕食に出す唐揚げがなくなってしまい、めちゃめちゃ怒られたことを必ず思い出します。
今だったら、その時の母の怒りが、痛いほど理解できます。笑。
あと、父で言うと、
めずらしく母が風邪で寝込んだ時の夕食が「卵かけごはん」だったこと。
父の精一杯の夕食メニューだったんだろうなぁ、と。
その「卵かけごはん」はめっちゃ美味しくて、今でも私の好物のひとつではあるのですが、
どう考えても、もう少し家事スキルはあった方がいいですよね。笑。
時代も変わり、共働き家庭が増えた今、性別にかぎらず家事育児のスキルを持つことは必須だなぁ…と、
「ふるさとの味」の改定の話題から、あらためてそんなこんなを思ったのでした。