今回は、先日の新聞に掲載されていた、
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無意識の偏見について書かれた記事が
興味深かった
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というお話です。
記事についてざっくり説明すると、
とある意識調査によると
・「親が単身赴任中」と聞くと父親を想像する
・受付、事務職、保育士というと女性を思い浮かべる
など、
日常生活や職場でこのような無意識の「思い込み」や「偏見」を持ってしまっている人が
95%を超えることが分かった、という内容でした。
なるほど…。
今は、いろいろな職業にいろいろな方々が従事してくださっていて、
それに対して偏見なんてない、と自分では思っているつもりでも、
「看護師さん」と聞けば、白衣を着た女性が、
「魚屋さん」と聞けば、ハチマキ巻いた男性が、
頭に映像として浮かぶ。
魚屋さんがハチマキしてるって、かなり昭和っぽいですが。笑。
とにかく、ハチマキがどうであれ、
これって、
すでに立派な無意識の偏見なんですよね…。
私も「家事育児」と言われて、
ぱっと思い浮かぶ映像は、やっぱり女性です…。
いいとか悪いとかではなく、それが事実で。
そう考えると、
あらためて、細胞レベルに沁み込んだ、
問題の根深さを感じます。
しかし、ここからが大事。
「そう思ってしまうけど、それって違うよね。」
と気づけているかどうか。
無意識だと思っちゃうけど、
意識して否定できるかどうか。
そこがポイント。
例えば、
「家事・育児・介護も、女性の仕事って思われがちだけど
それって決まっているわけではないよね」
「それぞれの家庭によってやり方が違ってもいいよね」
そんな風に思えたらいいかなぁ、と。
そして、少なくとも自分の価値観を、
まだ何の「思い込み」も「偏見」も持っていない子どもに
押し付ける事がないようにしないと…と、
あらためて感じたのでした。
#無意識を
#意識するきっかけに