平成30年度版の男女共同参画白書によると、共働き世帯は、1,118万世帯。片働き世帯は、641万世帯なので、その差はほぼ倍。
今後もますますこの差は広がるだろう、といわれています。
たしかに、私の周りもほとんど共働き。
仕事、家事、育児、PTAのお仕事、地域の役割など、みんなたくさんのタスクを抱えながら頑張っています。
家事は、暮らしが続く限り、必ずやらなけれないけない仕事です。
でも、それを一人だけでやっているとしたら…。
きっと、心も体も疲れ果ててしまうはずです。
そんな人がひとりでも減るように、
時短家事コーディネーターは、「家事シェア」を提案しているのです。
なぜ「家事シェア」が必要なのか!?
もしかしたら、
一人で何もかもやるのは大変だと思いつつ、家族に頼むより、自分でやった方が早いので、ついついすべてを抱え込んでしまっている人もいるかもしれません。
たしかに、伝えてやってもらうって、もどかしくて面倒な時がありますよね。笑。
でも、
・体調が悪い時、いつもどおり家事ができますか?
・仕事や用事が立て込んでいる時、ストレスなく家事をこなせますか?
そんな時は、他の家族がやってくれたらいいし、やってくれるはず、いや、そもそもやってくれるべきでしょ!
そう言いたいところですが、
普段やっていない家事を急に任されても、それはそれで大変だと思いませんか!?
家族のチーム力は高い!?低い!?
例えば、
・食事を作ろうと思っても、調味器具や調味料がわからない。
・洗濯したくても、洗濯機の使い方、洗剤の量などがわからない。
そうなると、
「わからない!できない!やりたくない!」
さらに、
・食事は作ってくれたが、後片付けが…。
・洗濯してくれたけど、しわしわ…。
「これなら自分でやった方がマシ!」
という負のループ。笑。
普段から、家事シェアをすることで、だれか一人に負担が集中する事がないだけではなく、どんな状況になっても、家族で協力して対応することができる。
家族としてのチーム力はとても高いのです!
これが、「家事シェア」をする最大のメリットだと思います。
家事シェアのすすめるには、まずはマインドチェンジから!
「家事シェア」をすればいいと分かっていても、なかなかすすまないのも現実。
「これぐらいやってくれたらいいのに」と心の中で念じるだけでは相手には伝わりません。笑。
自分ひとりで頑張るのをやめて、家事はみんなでシェアするもの、という考えに切り替えることが大切です。
「全然やってくれない…」
と思いがちですが、案外、きちんと伝えていないという場合も多いのでは、と思います。
「夫は外で働き、妻は家事を担う」
そんな考えを拭いきれず、家事をシェアすることに罪悪感を感じる、という女性の声を聞くことがあります。
しかし、働き方も暮らし方も大きく変わった今、そんな考えが当てはまるわけもなく。
家事シェアをすすめるために、
まずは、夫婦共々に家事に対する考えをアップデートすることから始めてみませんか。
まとめ
家事シェアをすすめるためには、越えなければいけないハードルがいくつもあります。
せっかく飛び始めても途中で諦めてしまうと、あっという間にスタート地点に戻ってしまう。
地味ですが、一つ一つクリアしていくことが、実は一番の近道だったりするのです。
暮らしが大きく変わろうとしている今だからこそ、家族のチーム力を上げるための家事シェアは必須。
「家族みんなで窓をピカピカにしてから、美味しいアイスクリームを食べる♪」
そんな、みんながワクワク飛べるハードルを考えるところから楽しんでみるのもいいですね♪